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カイエ・ソバージュとスタジオジブリと水曜どうでしょう [水曜どうでしょう]

人類学者 中沢新一さんの『カイエ・ソバージュⅣ 神の発明』(講談社)を読む。「カイエ・ソバージュ・シリーズ(全5冊)」は、中沢さんが「人類の思考」について大学生相手に行った講義の記録をまとめた本である。
このシリーズを読んでいて、クリアになったことが幾つもある。例を挙げるなら、「羊男の正体」、「千と千尋で湯治をしに来るユニークな神様たちの正体」、「水曜どうでしょうのサイコロ4において大泉洋さんが電車の中で語る氏神さまたちの集会についてのホラ話の背景にある日本人の霊性」などである。
日本文化研究者の松岡正剛さんが著書『17歳のための世界と日本の見方』(春秋社)の中で、「スタジオジブリは日本史の研究機関としても極めて優れている」といった類のことをたしか述べておられた。また、バラエティ番組「水曜どうでしょう」では全国各地の寺社を巡るシーンがかなりある。大泉校長(ある企画の中で大泉さんはこう呼ばれていた)は「案ずるな受験生!」と言いながら、全国の受験生の合格祈願のため四国八十八か所巡りを合計3回も敢行している。

最後の一冊『カイエ・ソバージュⅤ 対称性人類学』もすでに購入して自室の本棚に置いてあるが、これまでの4冊と比べるとちょっと分厚いので読み終えるのに時間がかかりそうだ。

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